2010年04月20日

地で行く“カバチ” 鳥取の行政書士を非弁活動で告発(産経新聞)

 鳥取県内の行政書士が弁護士資格を持たないのに示談交渉を行った疑いがあるとして、大阪弁護士会は14日、弁護士法違反(非弁活動)の罪でこの行政書士を大阪地検特捜部に告発したと発表した。

 発表によると、行政書士は平成20年12月〜21年1月、大阪府内の女性から内縁の夫の不倫相談を受け、着手金8万円で不倫相手に慰謝料を請求したり和解を勧めたりするなど、少なくとも3回交渉したとしている。弁護士会の調査に対し行政書士は「交渉ではなく提案だった」などと弁明したという。

 非弁活動をめぐって大阪弁護士会は、司法書士事務所「アヴァンス法務事務所」(大阪市中央区)の運営法人などを大阪府警に告発したほか、TBSドラマ「特上カバチ!!」で描かれた行政書士の業務内容に関しTBSに抗議するなど、活動を強めている。

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2010年04月16日

「肉や角、高く売れる」逮捕の“矢ジカ”男(産経新聞)

 奈良公園(奈良市)内の春日大社参道でメスジカが矢で撃たれて死んだ事件で、奈良県警は13日、文化財保護法違反容疑で、津市芸濃町、飲食店経営、稲垣銀次郎容疑者(39)を逮捕した。「シカに向けて矢を撃った」と容疑をおおむね認めているという。

 逮捕容疑は3月12日夜〜13日未明、春日大社境内で、メスジカを鉄製の矢で撃ったとしている。奈良公園のシカは国の天然記念物に指定されており、メスジカは15日に死んだのが確認された。

 捜査関係者によると、稲垣容疑者の周辺から「稲垣容疑者が『シカを撃った』『シカの肉や角は高く売れる』と話している」などの情報が寄せられ、県警が捜査していた。現場周辺ではほかにも金属製の矢が落ちており、県警は稲垣容疑者が別のシカを狙った可能性もあるとみて調べる。

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2010年04月13日

人工林を「自然」に戻せ 生態系復元へ 市民団体が学会設立(産経新聞)

 生態系が乱れた森を戻す活動にあたる日本熊森協会(兵庫県西宮市)が、森林保護について学術的に研究に取り組む場を設けようと10日、「日本奥山保全・復元学会」を設立する。人工林を自然の森に戻すための方法を議論する学会は珍しいといい、同日午後から設立総会が神戸大学百年記念館(神戸市灘区)で開かれる。

 学会は北海道野生動物研究所の門崎允昭所長ら14人が発起人となり設立。「学術論文を政府に提出し、自然の森の復元を国策として進めてもらいたい」と協会の森山まり子会長は訴える。

 学会の事務局となる協会は平成9年、研究者や市民らで設立。動物の餌になる広葉樹の苗木を植えるなどして自然の山を取り戻すための地道な活動に取り組んできた。

 協会によると、国内の山地で資材の調達などのためにスギやヒノキなどを植える人工林化が国策により進められたが、これらの針葉樹は野生動物の餌にならず、手入れされない状態が長年続いたという。

 育ちすぎた木々は日光を遮断し、ほかの植物の成長を阻害。その結果、「野生動物は餌を求めて人里を荒らし、害獣として駆除されるようになった」と森山会長は指摘する。

 協会の現在の会員数は2万4千人を超え、自然保護団体としては最大級の規模となったが、森山会長は「これまでの活動は日本の山全体から見れば効果は微々たるもの。市民団体の活動では限界がある」と学会での活動の必要性を強調した。

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